National Institute of Advanced Industrial Science and Technology (AIST) This page is a page of the former research institute. We stopped updating on March 31.2001.
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電総研ニュース(1998年)


 

587号(1998年12月)

586号(1998年11月)

585号(1998年10月)

584号(1998年9月)

583号(1998年8月)

582号(1998年7月)

581号(1998年6月)

580号(1998年5月)

579号(1998年4月)

578号(1998年3月)

577号(1998年2月)


578号(1998年3月)

大型逆磁場ピンチ実験装置TPE-RXの装置本体負荷コイル系の完成

エネルギー基礎部 逆磁場ピンチラボ  平野 洋一

 効率的でかつ構造が簡単な核融合炉、いわゆるSimple Fusion Reactor の実現を目指して逆磁場ピンチ(Reversed Field Pinch、RFP)の研究を行ってきたが、この度、新しい逆磁場ピンチ型核融合プラズマ閉じ込め実験装置(TPE-RX)が完成し、既設の電源を組み込んで実験を開始した。その結果、今年3月5日には最初の逆磁場ピンチプラズマを得ることに成功している。平成10年度から本格的プラズマ閉じ込め実験を開始する。



 

拡張可能プリプロセッサキット EPP の開発

情報アーキテクチャ部 分散システムラボ  一杉 裕志

 現在爆発的に普及が進んでいるプログラミング言語である Java 言語に、新しい機能を追加可能にするシステム、EPP を開発した。
 EPP は Java 言語のソースコードを処理するプリプロセッサである。ユーザは入力ソースコードの先頭で、拡張機能(プラグイン)を指定することにより、Java 言語に新しい言語機能を追加することができる。出力されたソースコードは、普通の Java 開発環境でコンパイル、実行、デバッグが可能である。
 本システムの技術的特長は、差分プログラミングを用いた拡張可能な内部構造(字句解析器、構文解析器等)を有する点である。
 Java 言語は構文等を拡張する機構を全く持たないが、EPP はこの欠点を補うものである。なお、 EPP のアーキテクチャは他のプログラミング言語にも応用できる。
http://www.etl.go.jp/~epp/j-index.html


577号(1998年2月)

太陽光発電システムの解析のため、つくば市の面平均日射を観測中

エネルギー部  太陽光発電システムラボ  大谷 謙仁作田 宏一

 小規模分散型の太陽光発電システムは、発電出力が天候の影響を受けるため安定した出力が期待できず、電力系統と連系した場合の様々な影響が危惧されている。しかし、太陽光発電の出力を地域単位で総合すると、日射強度の面的な不均一性が均され、変動の抑制された、より安定な発電出力を供給すると考えられる。つくば市における面平均日射計測データをもとに、地域の総合的な発電出力について解析を行った。
 解析の結果、面平均日射は1地点で観測された日射強度と比べて変動が小さく、この結果、太陽光発電の地域総合出力は晴天時において、より電源価値が高まることを示した。配電系統程度の狭い領域でも、短周期の変動が約50〜70%削減することが、相関モデルを利用したシミュレーションにより明らかとなった。


 

波長1.3μmにおけるフェムト秒光パルス発生

光技術部 超短光パルス技術評価ラボ  鳥塚 健二、 張 志剛(NEDOフェロー)


電子デバイス部 超高速電子回路技術評価ラボ   板谷 太郎、菅谷武芳、中川格

  クロムイオンドープのフォルステライトレーザーを用いて、波長領域 1.3μmにおけるフェムト秒光パルスの発生技術の研究を行った。カーレンズモード同期法を用いて、レーザー共振器内のパルス広がりを精度良く補償することにより、波長 1μm以上の領域ではこれまでで最短のパルス幅20 fsを発生した。相関法によるパルス測定結果を図に示す。また、 1.3μm領域において可飽和吸収効果のある半導体多層膜鏡(SESAM)の開発に成功し、この波長領域で初めて使用環境からの擾乱に極めて強いSESAMによるモード同期を実現し、最短 で34 fsのフェムト秒光パルスを得ることができた。


図:KLMレーザー出力パルス(波長1.3μm , 20fs)のフリンジ分解自己相関波形


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